テイクオーバーゾーン

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テイク・オーバー・ゾーン

第32回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞を受賞!

誰も追いつけない速さで
独り走り続けた14歳。

Introduction

第2回ジュブナイル脚本大賞の映画化作品。
第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品。

両親の離婚と大好きな弟との離別を経て、日々傷ついていく主人公・沙里を演じたのは
オーディションで抜擢された新人・吉名莉瑠。
本作で東京国際映画祭東京ジェムストーン賞を受賞。

そして沙里と同じ陸上部の部長・雪菜役に
映画『ヌヌ子の聖★戦 ~HARAJUKU STORY~』の糸瀬七葉。
沙里のボーイフレンド光星役にドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日テレ)の森山瑛。
さらに沙里の父親を映画『ローリング』の川瀬 陽太、母親を映画『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の内田慈、雪菜の父親をドラマ「水戸黄門」(TBS)の合田雅吏が演じ、ベテ ラン俳優が本作の骨組みを支えた。

監督はドラマ『山本周五郎人情時代劇』ほか映画『ヴァンパイアナイト』の山嵜晋平。
自身の出身地である古都・奈良を舞台に、ひたすらに走り続けた沙里の日々を追った。

コメント

ストレートで優しい映画である。びっくりするほど感じ悪い現代の日本にあって、本作のストレートさや優しさの価値はいや増している。上映時間を通じ、観客は14歳の主人公・沙里と肩を並べて、思春期の焦燥感が敷き詰められたトラックを駆け抜ける体験をすることになる。彼女の疾走する身体を透かしてマイブリッジの連続写真が浮かび上がるーー本作はその意味でストレートな「映画」そのものなのである。

高橋ヨシキアートディレクター、映画評論家

韓国映画「はちどり」が好評だ。なるほど、まだまだ旧弊な価値観が幅をきかせていた90年代のソウルで、さまざまな悩みを抱えつつ暮らしていく女子中学生の姿がみごとに再現されている。だが、2020年の日本の女子中学生たち(JCっていうの?)だって悩みは多いのだ。そんな中で懸命に走り、必死にバトンを繋ぐ彼女たちの物語にも、ぜひ目を向けてやってほしい。この映画には、子どもたちのせつない思いがしっかりと込められているのだから。

寺脇研映画評論家・元文部官僚

ラストの長まわしに向かってすべてが注がれる。 吉名莉瑠の勢い、山村の撮影、空の色、監督がすべてのエネルギーを集めきれている。 そんなカットがある映画は、しあわせな映画だ。

三島有紀子映画監督

いいことなんかほとんどなくて、イヤなこととくやしいことと腹立つことばかりでウンザリしている中学生の女の子のトンガッタ瞳が印象的で忘れられない。あと、走ってるときのやさしい瞳も

いまおかしんじ映画監督

Story

沙里が11歳のとき、両親は離婚し、母親は大好きな弟を連れて出て行った。それから3年。
だらしのない父親と部費も払えないギリギリの生活を送るなか、
陸上部エースながらも傍若無人に過ごしていた沙里は、久々にスーパーで弟と再会する。

しかし傍にいたのは沙里の母親と、沙里とは水と油のような関係の陸上部部長・雪菜……。
かたまる沙里に母は告げる。「あの人から聞いてないの?再婚の話。雪菜ちゃんのお父さんと、って……。」

行き場の失った少女はどこへ向かうのか、逃げ続けた少女の行方はー。

全てに牙剥く日々から
新たに走り出すラスト2分22秒のワンカット

予告編

劇場情報

京都府 6/12~ イオンシネマ高の原

奈良県 6/12~ イオンシネマ西大和

奈良県 6/19~ ユナイテッド・シネマ橿原

東京都 7/31~ キネカ大森

愛知県 9/25~ 伏見ミリオン座

※上映劇場が決まり次第、情報更新予定。

お知らせ

脚本:岩島朋未  監督・編集:山嵜晋平
プロデューサー:山本和夫 上野境介 撮影:山村卓也  照明:神野誉晃  録音:池田紗月  助監督:大城義弘  スタイリスト:米村和晃  ヘアメイク:中野悠花
撮影協力:奈良市立伏見中学校 ボトルワールドOK 居場英則 有本昌子 渡邊三喜雄 北翔建設 吉田病院 三条通ショッピングモール 東向北商店街 野崎商店
 ミナーラ 奈良公園 平城宮跡 松村康夫 村松チエ子 特別協力:西大寺北自治連合会 長瀬剛司 長瀬美砂子 坂本章弘 橋本理 橋本千恵子 豊田洋平 梶佐古奈緒 玉井史郎 山嵜絹代 放送芸術学院専門学校
後援:奈良市 宣伝・配給・制作プロダクション:キャンター  製作:ドラマデザイン社  ©︎ドラマデザイン社